h2v.js では、文字装飾のためにいくつかのクラスを定義しています。
- 縦中横:span.h2v_tcy
- 傍線:
- 通常の傍線:span.bousen_solid_h2v
- 二重傍線:span.bousen_double_h2v
- 破線の傍線:span.bousen_dashed_h2v
- 点線の傍線:span.bousen_dotted_h2v
縦中横とは、例えば !! を、縦書き時に横に並べて表示したい場合に使います。
通常だと h2v.js は、縦書き時に半角文字列を横倒しにして表示しますが、
<span class="h2v_tcy">〜</span>
で囲んでやることにより、横倒しを抑制することができます。
例えば、こんなふうに!!
実装上は、半角文字なら4文字ぶん、全角文字なら2文字ぶんまで「縦中横」表示が可能なはずです。
どうしても「!」を全角にするのだ
!!
アルファベットを並べてみる
aiue
…まあ、見栄えはアレだし、使い道もなさそうですが。
そして、
傍線。
縦書きレイアウトの時は文字列の右側に、横書きに切り替えると文字列の下側に、自動的に傍線が引かれます。
<span class="bousen_solid_h2v">傍線を引きたい文字列</span>
…のように使用してください。
通常の傍線は、こんな感じ。
二重傍線や、
破線や
点線だとこんな感じになります。
余談ですが
傍点は、RUBYタグを流用すると良いかもです。
<ruby>傍<rt>﹅</rt>点<rt>﹅</rt>を<rt>﹅</rt>打<rt>﹅</rt>つ<rt>﹅</rt></ruby>
…と書けば、
傍点を打つ
…と表示されます。
Windows環境だと「﹅」(Unicode U+FE45)が黒々と、デカデカと表示されるかもしれません。これは完全に、Microsoftさんが提供しているフォントのデザインの所為なので、そちらに文句を言いましょう。
また h2v.js は、縦書き時でも横書き時でも、主要なブラウザ上でルビの表示が可能です。安心して RUBY タグをお使いください。