パラメータの書式は以下のとおりです。
var params = { 縦書きエリアのid : { 変数名 : 値 , 変数名 : 値 , … } ,
縦書きエリアのid : { 変数名 : 値 , 変数名 : 値 , …} ,
…
};
例えばページ内に <div id="tate1">〜</div>、 <div id="tate2">〜</div> …という2つの縦書きエリアがあって、
- tate1:フォントサイズ 15px、行間スペース 0.8文字分、あとはデフォルト値。
- tate2:ページロード時に自動変換しない、あとはデフォルト値
…と設定したいときは、
var params = { "tate1" : { "fontsize" : "15px" , "lineInterval" : 0.8 } ,
"tate2" : { "auto" : false }
};
…となります。
このパラメータを h2vconvert.init( ) に渡してやるわけですね。
h2vconvert.init( params );
h2vconvert.init( )は、
同一ページ内で複数回呼び出しても大丈夫です。
上の例のように、ふたつの縦書きエリアがある場合には、
var param1 = { "tate1" : { "fontsize" : "15px" , "lineInterval" : 0.8 } };
var param2 = { "tate2" : { "auto" : false } };
h2vconvert.init( param1 );
h2vconvert.init( param2 );
と書くこともできます。
- 変数は全て任意設定です。未設定の項目は「省略時の値」が適用されます。
- 全ての値をデフォルト値にする場合は、空のオブジェクト { } を設定します。
以下の項目を設定することができます
- fontsize:縦書きエリアの表示フォントサイズ:px値で指定します。
- chars:一行あたりの文字数:数値で指定します。
- lineInterval:行間スペース:文字の大きさの何倍かを数値で指定します。
- pagewidth:エリアの横幅:px値で指定します。
- fontSet:表示に使用するフォントの種類(ゴシック体 または 明朝体)を指定します(ver 3.0.0以降)。: "gothic" または "mincho"。
- 省略時の値:"gothic"。ゴシック体で表示されます。 → ★デモを見る
- auto:ページ読み込み時に自動的に縦書きへ変換するかどうか。:true または false。
- showcredit:クレジットを表示するかどうか:true または false
- trueにすると、変換したエリアの最下部にクレジットを表示します。
- 省略時の値:true
- bar:横書き表示に戻すためのリンクを含むバーを表示するかどうか:true または false
- trueにすると、変換したエリアの最上部に、横書きレイアウトに戻すためのリンクを表示します。何らかの理由で縦書き表示がズレた場合などに有用かもしれません。
- 省略時の値:true → ★デモを見る
- barForeColor:上記の「変換バー」と「クレジットバー」の文字色を指定。
- 16進表記(#f00 や #ff0000 など)または Webカラーネーム表記( white や navy など)で指定してください。
- 省略時の値:#999
- barBackColor:上記の「変換バー」と「クレジットバー」の背景色を指定。
- 16進表記(#f00 や #ff0000 など)または Webカラーネーム表記( white や navy など)で指定してください。
- 省略時の値:#eee
- multiCols:縦書き表示を多段組にするか、一段組(スクロールバー付き)にするか:true または false
- true にすると多段組、false だと一段組で表示します。
- 省略時の値:true(多段組レイアウト) → ★デモを見る
- splash:縦書き変換実行中に「変換中です…」というダイアログを表示:true または false
- true にするとダイアログを表示、false だと表示しません。
- 省略時の値:true(表示する)