h2vR.jsは、指定した要素内を縦書きに変換して表示するJavaScriptです。
縦書き領域内には、テキストだけでなく、画像やその他のHTML要素(div,p,spanなど)を置くことができます。また、ページ内に複数の縦書き領域を設置することも可能です。
以下のブラウザで縦書き表示が可能です。
縦書き領域内では、htmlの推奨タグのほとんどを縦書き表示に変換できます。それぞれの要素に指定されたスタイルも有効です。
但し、以下のような例外があります。
基本的に、ブラウザデフォルトのスタイル、またはページで定義されたスタイルを継承します。ただしリストの先頭に表示するマーカーは「・」に統一されます。
centerタグではなく、スタイル text-align:center; の使用を推奨します。
縦書きエリア内の要素に position , left , top , right , bottom , float といったプロパティを設定すると、縦書きに変換したときにレイアウトがズレる原因となります。なんとか頑張って、marginやpaddingで要素の位置決めを行ってください。
img要素に設定した float プロパティは以下のように機能します。
IMG要素に float:left; または float:right; を指定することで、その画像に対してテキストの回り込み表示ができます。
floatプロパティが適切に効くのは IMG要素に対してのみです。回り込ませたいテキストは、float指定したIMG要素の後ろに記述する必要があります。(→ 詳細)
縦書き領域内に配置された pre, textarea, iframe, table, audio, canvas, embed, figure, videoの各要素(と、それらの要素内の要素)は縦書きに変換されません。
これらの要素を縦書き変換エリアに含める場合は、widthを明示してやったほうが安全です。横幅がフレキシブルなのであれば、この要素は縦書きエリアの外に置くほうが良いでしょう。
縦書き領域内では、レイアウトの都合上フォントの種類が固定されます。h2vR.jsは、各OSにおいて、以下のリストに示す『和文字(ひらがな・カタカナ・漢字)が等幅であるフォント』を利用します。
表示フォントの指定(ゴシック / 明朝の切り替え方法)については、チュートリアルを参照してください。
スタイルシートで、上記以外のフォントを強制的に適用することも可能ですが、その場合の表示については保証いたしません。